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『異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵』谷瑞恵 [読書]

英国で図像学を学んだ千景は、ブロンズィーノの贋作の噂を聞き、幼馴染みの透磨と共に高級画廊プラチナ・ミューズに潜入する。そこでは怪しい絵は見つからなかったが、後日、ある収集家の持つ絵画が展覧会で見た絵とタッチが似ていることに気付く。しかも鑑定を依頼してきたのは透磨の元恋人で・・・。シリーズ第2弾。

二人の距離感がたまらん!かつて距離が近かった記憶を取り戻してほしいような、でも事件も思い出すことでもあり千景を傷つけてしまう恐れから思い出してほしくないと、矛盾した思いを抱いて悶々する透磨。千景の祖父との約束もあり美術品のように大切にしたいのに、人間らしい独占欲が出始めてきて動揺したりと、1巻でクールなヒーローと思っていた彼の姿が段々変化していて面白かったです。絵に込められた想いをなぞり、紐解く才があることで孤独を背負う宿命だと半ば諦めて受け入れている千景も、『異人館画廊』で集うメンバーたちと関わったことで他者との接し方に欲が出てきて、人形っぽさから人間らしさになってきた印象。(特に透磨との掛け合いが大きい!)そんな今の千景に透磨の元恋人と会う機会を作るとは(笑)

スローペースな恋愛面も段々と本領発揮になるのかな。楽しみのような、今の絵画をベースに恋愛はほんのり程度の現状も好きなので、、気になるところ。


異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵 (集英社オレンジ文庫)

異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵 (集英社オレンジ文庫)

  • 作者: 谷 瑞恵
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/01/20
  • メディア: 文庫

タグ:谷瑞恵
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