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『ガソリン生活』伊坂幸太郎 [読書]

ガソリン生活

ガソリン生活

望月家の兄弟は、偶然女優の翠を車に乗せることに。その翌日、彼女は交通事故で亡くなるが、その事故は不可解なもので…?物語の語り手は、望月家の愛車・デミオ。デミオから見た人間たちの刺激的な日常を描く。

楽しかった―! 車たちがおしゃべり好きで、人間たちに興味心身な様子が和むなぁ。

子供らしからぬ冷静さで家族をまとめてる小学生の次男坊を中心に、少し鈍感で優しい長男に、気が強いけど厄介事に巻き込まれた高校生長女、そして3人兄弟の母親で構成されている望月家はまた面白い家族だなー。特に長男と次男の凸凹しているようで、妙にしっくりする立ち位置が気に入ってしまった。 途中から出番が増える玉田記者と次男の亨のコンビもしっくりはまっていて面白かった。でも、安田のおばさんが個人的には、印象が強烈だったかな!

いろいろ散りばめられた要素が、絡まって交差して、やがては全てこぼさず収束していく様は、いつ読んだって恍惚してしまう。物騒な事もあったけれど、楽しい雰囲気で占めていて(きっと車視点が大きい!)。そして寂しさを予感させる独白を聞いてるとちょっとしんみりしたり。だからこそ最後のやり取りは、ついじんわりとしてしてしまった。

『オー!ファーザー』の彼らがひょっこり顔を出してたな。こういう、思わぬ再会にニヤリとできるのが楽しくて、伊坂作品はしっかり刊行順に読まなきゃなって思う。 

全然話は違うけど、『ガソリン生活』ってタイトルを見て急に魔夜峰央のパタリロ!のパロディマンガで、ガソリンスタンド?の油をすするパタリロ似の妖怪を思い出してしまった。。 


タグ:伊坂幸太郎
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