『翡翠の夢3 破妖の剣5』 前田珠子 [├コバルト文庫]

翡翠の夢 3 破妖の剣(5) (破妖の剣シリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 前田 珠子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/04/25
- メディア: 文庫
おお、一気に動いた。最初から怒涛の展開で、面白かった。それでまた今回もいい所で終わってるし、続きが気ーにーなーるー。けど、もう少し淡い夢を見たかったような。乱華が朱烙にじゃれつく所とか、朱烙が乱華を可愛がる所とか…ってそれは妄想で十分か。 乱華の姉への想いは揺らぐことはないと思って いたけれど「選べない」彼を見てるとラスと血が繋がっているんだなぁと今さら思ってしまいまして、状況に構わず少し和みました。どんだけ好きなんだ。 しかしどんどん禁忌に踏み込んでいっているようで不安要素大なシスコンボーヤです。その行動全てが姉ゆえなのかーと思うと複雑。 乱華だけでなく魔性という 存在は、執着する相手に向ける想いが本当に強く、厄介だなぁ。(しみじみ)
ああそう、邪羅の待遇が不憫とか茅菜パワーアップとかも色々気になるけれど…もう、赤い人がね!! 一体このやきもきをどこまで引っ張ってくれればいいんだかで、つまりは早くラスとの再会を望んでるんですよー。でも今回、見開きカラーがとても好きな構図だったし、その場面にもニヤニヤしてしまったりで、翡翠の章入ってから初めて少し報われた気がしました。それぞれの想いがすれ違い、激しくぶつかる翡翠の章、今回の和みは邪羅とリーヴィの癒し癒されシーンでしたかね。。
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