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五條瑛『断鎖-Escape-』 [読書]

断鎖(Escape) (双葉文庫)

断鎖(Escape) (双葉文庫)

  • 作者: 五條 瑛
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 文庫

過保護な両親から逃れるため家出を繰り返す亮司に、謎の男・サーシャはこう囁いた。「革命を起こさないか、この国に」と―。「革命」という言葉から一番かけ離れている平凡な青年が、アジアの趨勢に翻弄されながらも、少しずつ成長を遂げてゆく。「R/EVOLUTION」=革命シリーズのEにあたる第一弾。 

R/EVOLUTION 1st mission.
ついに手を出してしまったー…サーシャさま降臨のシリーズに!! 「鉱物」シリーズ長編で、出番が少ないものの強烈な印象を残した謎の男・サーシャの物語がついに、始まります。といっても彼の立ち位置は影の主役って感じかな。 本書の主役はゴロツキ青年亮司。 彼の最低からの成長ぶりにゾクゾクきた。 葉山と違った毛色で、愛でたいひと。次々と厄介事に巻き込まれるのが何とも…(笑)。 あとどこか可愛い。仕草とか言動が。 段々と彼の人の良さがにじみ出ているのがわかると好感度持っちゃう。 このシリーズはそれが甘さと言われ、命取りになりかねないのですが。

ハァ。 久々に、ごじょさんで鉱物シリーズ長編以来の骨太な物語を読めて幸せでした。 読了後の気だるさがたまらない。 どっと疲れた感じ、だけどとても満たされてる。
大きな群像劇を見ているような気分です。 ほんっと次から次へと厄介そうな人たちが登場してきて―るのに混乱せず、最後は更に加速度増して突っ切ってる。 バイオレンスな描写も容赦してなくて迫っていた。
一人の青年の成長物語としても良かったし、一大シリーズの派手な幕開けとも言える本書。惚れた。

失ったもの、見えていなかったもの。 犠牲は大きかったけど、ああいったラストを見ることができて良かったな。
亮司への誘い文句(笑)の中に含まれていた、「革命」の意味。全10作(予定)を通してサーシャが何を起こそうとしているのか興奮せざるを得ません。 つづくエピローグで次巻「紫嵐」への期待が高まって仕方ないっす。
(と言いつつ既に2作目どころか8 missionまで読了。8月はめっきりこればかり。 燃えたぎってますよ)

(2010/8読了)

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