桑原水菜『シュバルツ・ヘルツ 黒い心臓 監獄のファラオ』 [├コバルト文庫]
シュバルツ・ヘルツ 黒い心臓 監獄のファラオ (コバルト文庫)
- 作者: 桑原 水菜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: 文庫
崩壊する湖底都市ラムリアからどうにか生還を果たした奏たち。けれど、ケヴァンたち超騎士の安否はわからないでいた。そんなある日、奏は超騎士の実名が登場するネットゲームの存在を知る。それは実際の“アースガルズ”を模したような設定や世界観で…!?ケヴァンたちを捜す手がかりになるかもしれないと、奏はプレイヤーとしてゲームを始めるが…。その先に待ち受ける新たな展開とは―。
チーム15歳は思っていたよりもはやく再会できてよかった…けど。
奏はまた、とんでもない所まで飛んだなぁ。
ラムリアが消滅して、みんなが安否不明のバラバラになってしまった前巻から少し時が経って。内海や美咲、そして奏も無事進級・進学できたようでよかった~。 3人の仲はまだぎこちないけど、離れてみると、お互いを意識し合っているのがよく伝わってきてニヤニヤ。 ”彼”の登場もあって、ほのぼのした生活が見れてよかったです。
アースガルズ側では、ほとんど生き延びていて安心したー。ギドの甲殻状態には思わず吹いてしまったけど・・あ、安心したんだよっ。 憎まれ役のヘルムートやハッティングもなんとか脱出できたようで何より。
――と和んでいたら、ケヴァンが酷いことになっていた……。 やっぱりね、ラムの最後ではルドルフと一緒にいたら、絶対心臓は摘出されないだろうと思っていたけどね・・”彼”の元に連れていかれてしまうなんてよよよ・・と思いつつも”彼”への異常な怯えっぷりが新鮮でちょっとどころではなくニヨニヨしてしまったり。
きっとケヴァンを助けてくれるのは奏しかいないなぁ。 導師ジュードも頑張っているけど、「共犯」なんて言葉が奏から出るとは思わなくてドキドキしてしまったよ! もう、はやくハグできたらいいよね(笑) ラムリア編を経たからか、奏が精神面で強くなってきたというか、成長したなぁと。 これがアドルフの人格なのか少し疑ってしまうけれど。
ラストでついに舞台がかの地になりそうでますます気になってきた!!
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