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『愚者のエンドロール』米澤穂信 [読書]

愚者のエンドロール (角川文庫)

愚者のエンドロール (角川文庫)

あるクラスの催し物でミステリ風の映画撮影に関わることになった古典部員。途中で終わってしまった脚本の謎を解決して欲しいと頼まれて…。シリーズ第2弾。 初読時は仕掛け諸々に良く分かっていなかったらしいが(過去記事を読むと)改めて読み返すと、ひとつの謎に対して色々な視点で推理していくのが想像しながら読めて面白かったです。「万人の死角」で綺麗に収まるかと思いきやそこから先が本領発揮でした。前巻より好きだなぁ。この一端浮上させといて突き落とすような刺さった展開。

タロットカードや推理小説の読み方のくだりで見えてくる部員の人となりに思わず納得してしまったり。ぽいなぁと思わされた。好奇心の塊・千反田えるの出番が今回あんましなかったのが残念と思う一方で、えるが居なくても頑張るホータローが見れたことは結構な収穫な気がする。というか、ボンボンであんな姿が見れるなんて…レアでしょう。

どうやら『氷菓』が著者の初読みらしく2冊目の本書で完全にドはまりしたらしい。確かに、このシリーズ後、小市民、長編と続けて読んでいた気が…。当時も今も、甘酸っぱくて時に苦い、そんな青春ものに+ミステリが加わった作品にはめっぽう弱いようです。

 

しかし、事がこれで終わるはずがなかった。
俺は忘れていたのだ、この場にはこいつがいることを。
そう、森羅万象に謎を見つけぬことなき好奇心の申し子、千反田える。


(2008.03.13 投稿)
(2012.05.12 改稿)


タグ:米澤穂信
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