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『氷菓』米澤穂信 [読書]

氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは、手短に」をモットーとする折木奉太郎を待っていたのは、古典部への入部と厄介なご令嬢だった。「古典部」シリーズ第1弾。 目立たず何事も積極的に関わろうとしない『省エネ』精神を持つホータローが、流れとはいえ古典部に入部したことで、彼のモットーが段々崩れていく事態に。千反田える嬢と関わることで自身の色を「灰色」と揶揄されるホータローの姿勢が(不本意だったり自分からだったり)変わっていくのが伝わってきてにやける。

黙っていれば大和撫子な美少女・千反田えるとの出逢い、長年の友や奉太郎を嫌う少女の加入。古典部メンバーが揃ったところで千反田が提示する「謎」を解く様子が本書では一番青春ミステリっぽくて、好きだなー。あとは何と言ってもお気に入りは「パイナップルサンド」で会話するホータローとえる嬢の場面! 1巻時点から、ひっそり期待し続けていますよこの二人。

「いや、それは俺の知ったことじゃ……」
「わたし、気になります」
ぐっと身を乗り出してくる。その分、俺は背を反らさなければならない。
最初に俺は千反田を清楚と言ったか。とんでもない、それは単に第一印象だ、風貌の形容詞だ。

(2008.03.10 投稿)
(2012.05.03 改稿)


タグ:米澤穂信
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